2010年04月19日
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感想・映画「アリス・イン・ワンダーランド (字幕版)」

Written By: トーノZERO連絡先

今回の経緯 §

 GWはまた見たい山のように映画があったので、安い日だけ選んでいては間に合わない可能性があり、シネマイレージ会員の貯まったポイントを投入することにしました。6ポイントで1本無料になります。なので、ちょっと遅らせて現在までポイントは温存。

 最も気になっていた「アリス・イン・ワンダーランド」をまずは見ることに決めました。ポイントで見れば安い日を選ぶ意味はないので、どの日でも見られます。

 というわけで、バックアップのバッチのテスト実行がいつまでも待っても終わらない今日に、バッチは走らせたまま行ってきました。

 さて、目当ては吹き替え版でした。楽がしたいので。

 府中の劇場では、2つのスクリーンで時間をずらしながら吹き替え版と字幕版を上映していました。

 しかし、いろいろな経緯があって、早めに出ると1時間以上早くスタートする字幕版に間に合ってしまいました。本当はゆったり時間を潰す気でしたが、もったいないので字幕版に変えました。

 予告編の途中からスクリーンに入りましたが、本編は最初から見られました。

 とはいえ、1回スクリーンを間違えて大焦り。アリスの方も、始まった映画がいきなり古い貿易の話で正しかったのか自信がなくなりました。

感想 §

 というわけで、ほとんど予備知識無しで見ましたが2つの点で驚きました。

  • ディズニーアニメがベースだと思う紙芝居か何かのアリスを子供の頃に見ていたが、それとそっくりの状況が出てくる
  • アリスは戦う女

 つまり、私を飲んでという瓶があったり、体が大きくなったり小さくなったりするわけですね。そして、大人になったアリスは戦う女であり、結婚の申し込みを蹴って貿易商として大公開に出てくるというスカッとする映画です。

 猫は消えるし、赤の女王は周囲の嘘に囲まれた悲劇の女帝だし。しゃべる動物も可愛いし。

 しかし、やはりハッターがいい男ですね。

しかし思ったのは §

 昔なら、これはアニメで描く必要があった内容でしょう。しかし、実写とアニメの境界が消失した今、映像技術的に実写で可能になったということでしょう。だから、本来実写でやるべき企画だが、様々な理由で大人向けのアニメとして結実してきたものが、本来あるべき実写の世界に回帰して来たという1つのエポックメーキングな映画だろうと思います。

 そういう意味で、実写版の宇宙戦艦ヤマトと同じ年に公開されているのは、意味のあるトレンドの表れなのだろうと思います。

 嘘か本当か知りませんが。